漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
40代 女性 会社員(中学生の子供を育てるママ)
10年ほど前から蕁麻疹に悩まされるようになりました。
症状は腕・足裏など全身的で、生理前から生理中に多い傾向(生理前は気分の落ち込みやイライラ、頭痛、ほてり、多汗も伴う)
30分~3時間程すると自然と消えるが、抗アレルギー剤を連用することに不安を感じ、今回ご相談に来られたそうです。
花粉症やアナフィラキシー経験もあり、元々アレルギー体質ではある様です。
相談を進めていくうえで、お仕事の人間関係や家族関係に大きなストレスを感じていることが分かりました。
また、蕁麻疹は肝臓の働きが落ちていることが原因のケースもある為、合わせて確認をさせていただきました。
服用開始1ケ月…
少し蕁麻疹の頻度は減った程度の変化。
服用開始2ケ月…
蕁麻疹はまだ出るが、生理前の不調が楽になった。
服用開始3カ月…
以前に比べ、痒みの程度が軽くなっている。
現在4カ月目です。まだ完治には時間がかかることが予想されますが、一歩一歩前進はできているとご本人も実感されているようです。
春先は蕁麻疹が一時的に悪化しやすい季節でもあるので、注意深くサポートさせて頂こうと思います。
東洋医学では”肝”と”自律神経”=「ストレス」は関連が深いことが経験的に分かっており、この方のお薬もストレスの症状の内容が中心のご提案となりました。
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